「電子マネーの普及によるキャッシュレス化は、先進国よりも途上国の方が進んでいる!」「アフリカでは、携帯電話でお金を送信するなんて当たり前!」などなど。昨今では、途上国で普及した技術が先進国にも導入が進むなど、世界はますます多様化してきています。
今の中・高校生が社会人になる頃には、今よりももっと海外とのつながりが密接になっていることでしょう。その未来社会では、先進国よりも今現在途上国と言われている国々の方が人口の増加が著しいことから、当然途上国の人々と一緒に仕事する機会も増えてくるはずです。その際には、私たち日本人が現地に赴くだけではなく、逆に日本に来る/住む途上国の人々もまた増えることが予想されます。
これからの社会を見据えるに、語学力だけではなく、今後確実に存在感を増すであろう途上国について、きちんとした見識を持ち、そこでの暮らしぶりや異文化を正しく理解することは、グローバル人材として不可欠な素養です。同時に、進学や社会へ出るにあたって、大きな武器になることは言うまでもありません。そこで本講座では、途上国に対する知識と学びを深めてもらえればとの願いを込めて、多岐にわたるテーマ/地域を設定し、世界各地で様々な国際協力に取り組んできた講師陣による現場感覚あふれる講義・授業を提供してまいります。是非、自分たちが暮らす日本との違いを実感し、自らの視野を広げる良い機会としてください。
バンコクは16世紀にフランスによって建設された軍事拠点から成長していきました。その過程をみることによって、その時代時代に都市に求められるものが変化し、それに対応する形で都市が成長してきました。そして現代、第4次産業革命の中で都市も変わっていく過程を理解してもらいます。
斉藤淳
佐藤幸司
国際協力における保健分野の主な活動内容の概要紹介
国際協力における保健分野の主な活動内容の概要紹介
SDGs3.8のユニーバル・ヘルス・カバレッジ(医療保障制度の確立)のこと
~公平とは何か?を一緒に考えてみる~
村越英治郎
高橋君成
鳥海直子
薮田みちる
伴順次
安居信之
榊原洋司
伊沢豊
日常の風景から学ぶアフリカの多様性、スーダンの人々
神宮司真奈
世界有数の「生物多様性」の宝庫である東南アジアの「熱帯林」は、パーム油の農園開発のため「深刻な破壊」が進んでいます。「パーム油」は食品、菓子、洗剤、化粧品などに幅広く利用され、私たちの日常生活に欠かせないものです。パーム油の生産が、熱帯林の保全、生物多様性の保全、森林に依存する人々の暮らしを守るためにはどのようにすればよいのでしょうか。生産者である企業や消費者である私たちが何をすべきか考えてみます。
内田知秀
玉懸光枝
薮田仁一郎